ロピアの骨取り魚で安心・簡単調理|美味しく健康に魚を楽しむ秘訣
ロピアの骨取り魚で安心・簡単調理|美味しく健康に魚を楽しむ秘訣
ロピアの鮮魚売り場で見かける「骨取り魚」。
「魚を食べたいけれど、骨を取るのが面倒」「子どもや高齢の家族にも食べやすい魚を選びたい」「忙しい日でも簡単に魚料理を作りたい」という人にとって、非常に便利な商品です。
ロピアは公式発表の中でも、鮮魚部門「日本橋魚萬」において、骨取りの切り身や干物、フライパンで調理できる味付け魚など、食べやすさと調理の手軽さを重視した商品を展開すると説明しています。
ただし、骨取り魚には知っておきたい大切な注意点があります。
骨取り魚は、骨が残る可能性を小さくした商品ではありますが、すべての骨が完全になくなっていることを必ずしも保証するものではありません。さらに、「骨取り」という表示は、生で食べられることを意味するものでもありません。
この記事では、ロピアの骨取り魚の特徴から、失敗しない選び方、安全な保存・解凍方法、美味しく仕上げる調理のコツ、簡単レシピ、栄養面の注意点まで、購入前に知っておきたい情報を詳しく解説します。
結論|ロピアの骨取り魚は便利だが、商品表示の確認が最も重要
ロピアの骨取り魚を安心して楽しむために、最初に重要なポイントをまとめると、次のとおりです。
- ロピアでは、骨取りの切り身や干物、味付け魚などが販売されている
- 店舗ごとに仕入れや商品構成が異なるため、全店舗で同じ商品が買えるわけではない
- 「骨取り」と書かれていても、まれに骨が残る可能性がある
- 「生食用」「刺身用」などの表示がなければ、必ず加熱する
- 冷蔵品・冷凍品・解凍品では、保存方法や再冷凍の可否が異なる
- 味付け済み商品は、追加の塩やしょうゆを控える
- 子どもや高齢者に出す場合は、加熱後に身をほぐして骨の有無を確認する
特に大切なのは、一般的な情報よりも、購入した商品のパッケージに記載されている保存方法・加熱方法・消費期限・注意書きを優先することです。
ロピアの骨取り魚とは?
骨取り魚とは、一般的に、魚を切り身などに加工する段階で、中骨や小骨などを人の手や機械によって取り除いた商品です。
通常の切り身に比べて骨を探す手間が少ないため、次のような場面で利用しやすくなります。
- 朝食や夕食を短時間で作りたいとき
- お弁当のおかずを準備したいとき
- 魚の骨を取る作業が苦手なとき
- 子どもが魚を嫌がる理由を減らしたいとき
- 高齢の家族に食べやすい魚料理を用意したいとき
- ムニエル、煮付け、ホイル焼き、フライなどを手軽に作りたいとき
ロピアは「売り場主導100%」を掲げ、青果・精肉・鮮魚など各部門の責任者である「チーフ」が、店舗ごとの仕入れや商品開発を行う仕組みを採用しています。そのため、骨取り魚の魚種、味付け、容量、価格、原産国などは店舗や時期によって異なります。公式発表でも、品ぞろえは入荷状況などにより日ごとに変わると説明されています。
したがって、「ロピアなら、どの店舗でも必ず同じ骨取り魚が買える」とは限りません。目的の商品が見つからない場合は、鮮魚売り場の担当者に入荷予定を確認するのが確実です。
骨取り魚でも骨が残っていることはある?
「骨取り」は「骨が一本もない」という絶対保証ではない
骨取り処理を行った魚でも、細い骨や折れた骨の一部が残る可能性があります。
実際に、市販されている骨取り魚の中には、「骨取り処理をしていますが、骨が残ることがあります」と注意書きを掲載している商品があります。
魚の骨は細く、身の中に入り込んでいることがあるため、加工工程ですべてを完全に発見・除去することが難しい場合があります。
そのため、ロピアで購入した商品についても、パッケージに次のような注意書きがないか確認してください。
- 骨取り処理済みですが、骨が残る場合があります
- 小骨にご注意ください
- 骨なし加工をしていますが、まれに骨が残ることがあります
子どもや高齢者に出すときの確認方法
子どもや高齢者に食べてもらう場合は、骨取り表示だけで判断せず、次の手順で確認すると安心です。
- 魚を中心まで十分に加熱する
- 箸やフォークで身を少しずつほぐす
- 指先や箸先で、硬い部分がないか確認する
- 年齢や食べる力に合わせて小さく分ける
- 骨が見つかった場合は、その周辺も丁寧に確認する
骨取り魚は骨のリスクを減らすための便利な商品ですが、確認作業を完全に省略できる商品とは考えない方が安全です。
また、骨が少ないことと、食べ物を安全に飲み込めることは別の問題です。噛む力や飲み込む力が低下している人には、魚の硬さ、皮、パサつき、大きさにも配慮してください。
ロピアの骨取り魚を買うときに確認したい7項目
1.魚の種類と商品名
最初に、魚種と商品名を確認します。
同じ「骨取り魚」でも、魚の種類によって脂の量、味、食感、向いている料理が異なります。
一般的には、次のように使い分けると便利です。
- 脂のある魚:焼き魚、味噌煮、照り焼き、ホイル焼き
- 淡白な白身魚:ムニエル、フライ、蒸し料理、鍋物
- 塩味のある魚:そのまま焼く、混ぜご飯、おにぎり、お茶漬け
- 味付け済みの魚:フライパン調理、野菜との蒸し焼き
ただし、ロピアの品ぞろえは店舗や日によって異なるため、魚種を決めて買いに行く場合は、店頭での確認が必要です。
2.「生食用」か「加熱用」か
最も重要な確認項目の一つです。
骨取り加工されているからといって、生で食べられるわけではありません。
農林水産省は、切り身やむき身の魚介類について、「生食用」「刺身用」「そのままお召し上がりになれます」などの表示がない場合は、必ず加熱して食べるよう案内しています。見た目が新鮮でも、生食に適しているかどうかを外見だけで判断することはできません。
次のような商品は、原則として加熱して食べます。
- 「加熱用」と書かれている
- 「加熱してお召し上がりください」と書かれている
- 生食できる旨の記載がない
- 凍結前加熱の有無が「加熱していません」となっている
- 一般的な焼き魚・煮魚用の切り身として販売されている
判断に迷った場合は、生で食べずに加熱してください。
3.冷蔵品・冷凍品・解凍品の違い
パッケージに次のいずれが書かれているか確認します。
- 要冷蔵
- 要冷凍
- 冷凍
- 解凍
- 再凍結は避けてください
「解凍」と表示された商品は、以前に冷凍されていた魚を解凍して販売している商品です。家庭で再び冷凍すると、食感や風味が大きく低下する可能性があります。
農林水産省も、店頭で解凍して販売されている生ものを家庭で再冷凍すると、おいしさや栄養が大きく損なわれると説明しています。
4.味付けの有無
骨取り魚には、味付けされていない商品だけでなく、塩味、味噌味、西京漬け風、しょうゆ味などの商品があります。
味付け済みの商品に、さらに塩やしょうゆを加えると、塩分が多くなりやすいため注意してください。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人の食塩摂取目標量を、男性は1日7.5グラム未満、女性は1日6.5グラム未満としています。
味付け魚を調理するときは、次の工夫ができます。
- 追加の塩を振らない
- しょうゆは食べる直前に少量だけ使う
- レモン、酢、こしょう、しょうが、香味野菜を利用する
- 野菜やきのこと一緒に調理する
- 味噌やチーズなど塩分のある材料を重ねすぎない
5.原産国・養殖または天然・解凍表示
同じ魚種でも、原産国、養殖か天然か、冷凍方法、脂の量などによって、味や食感が異なります。
どちらが一律に優れているというものではありません。価格だけで判断せず、用途や好みに合わせて選びましょう。
脂のある魚を焼き魚やホイル焼きに使いたい場合と、淡白な魚をフライや鍋に使いたい場合では、適した商品が異なります。
6.消費期限・賞味期限
冷蔵の生魚では、消費期限を必ず確認します。
購入後は寄り道を減らし、できるだけ早く冷蔵庫へ入れてください。厚生労働省は、冷蔵や冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫または冷凍庫へ入れるよう案内しています。
開封後は、表示期限にかかわらず早めに使い切ることが基本です。
7.パックの状態
次のような点も確認しましょう。
- パックが破れていない
- 密封部分が開いていない
- 魚から出た液体が極端に多くない
- 不自然な変色がない
- 要冷蔵品が適切な冷蔵ケースに置かれている
- 冷凍品が大きく溶けていない
購入後に強い異臭、異常な粘り、パックの膨張などが見られた場合は、無理に食べないでください。
骨取り魚とアニサキスの関係
アニサキスは、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、ヒラメ、マグロ、イカなどに寄生する可能性がある寄生虫です。アニサキスが寄生した魚介類を生、または不十分な冷凍・加熱状態で食べると、激しい腹痛、吐き気、嘔吐などを起こすことがあります。
骨取り加工は、魚の骨を取り除くための加工です。アニサキスを死滅させるための処理とは限りません。
また、一般的な酢、塩、しょうゆ、わさびでは、アニサキスを確実に死滅させることはできません。
家庭での最も分かりやすい判断基準は、次のとおりです。
- 生食用・刺身用の表示がない商品は加熱する
- 加熱用商品を自己判断で生食しない
- 半生状態を避け、中心まで火を通す
- 商品に記載された解凍・加熱方法に従う
「冷凍されていたようだから生で食べても大丈夫」と自己判断することも避けましょう。冷凍温度や冷凍時間が分からなければ、生食に必要な処理が行われたか確認できないためです。
安全に加熱するための目安
厚生労働省は、家庭で加熱調理する食品について、中心部を75℃で1分間以上加熱することを食中毒予防の目安としています。
魚の厚みや温度、フライパン、火力によって必要な加熱時間は変わります。そのため、「片面を何分焼けば必ず安全」と時間だけで断定することはできません。
最も確実なのは、料理用温度計を使い、魚の最も厚い部分の中心温度を確認する方法です。
温度計がない場合は、少なくとも次の点を確認してください。
- 中心部まで色が変わっている
- 冷たい部分や半透明の部分が残っていない
- 箸を入れると身がほぐれる
- 中心部から十分に湯気が出ている
- 骨の周辺や厚い部分まで火が通っている
ただし、見た目だけでは正確な温度までは分からないため、子ども、高齢者、妊娠中の人、免疫機能が低下している人が食べる場合は、料理用温度計を利用するとより安心です。
ロピアの骨取り魚の正しい保存方法
冷蔵品の場合
冷蔵品は、購入後すぐに冷蔵庫へ入れます。
生の魚から出る汁が、サラダ、果物、調理済み食品などに付着しないよう、袋や容器に入れて保存してください。厚生労働省も、生の魚や肉の汁がほかの食品にかからないようにすることを推奨しています。
保存のポイントは次のとおりです。
- パッケージの保存温度を守る
- 冷蔵庫のドア側ではなく、温度が安定した場所に置く
- チルド室で保存できる商品はチルド室を利用する
- 開封後は早めに調理する
- 室温に長時間放置しない
- 消費期限内でも、異常を感じたら食べない
市販の冷凍品の場合
未開封の市販冷凍品は、パッケージに記載された保存温度と賞味期限に従います。
家庭で勝手に期限を短くしたり長くしたりせず、メーカーや販売者が示した保存条件を優先してください。
一度開封した後は、空気に触れないよう包み直し、できるだけ早く使い切ります。
冷蔵品を家庭で冷凍する場合
家庭で冷凍する場合は、できるだけ鮮度の良いうちに行います。
- 一回で使う量に分ける
- 表面の水分をキッチンペーパーで押さえる
- 一切れずつラップで密着させて包む
- 冷凍保存袋に入れて空気を抜く
- 冷凍した日付と魚の種類を書く
- 金属製トレーなどに置いて早く凍らせる
家庭用冷凍庫で冷凍した食品は、市販の冷凍食品と同じ条件で急速冷凍されるわけではありません。農林水産省は、家庭で冷凍した食品について、品質の面から2~3週間以内に使い切るよう案内しています。
ただし、パッケージに「解凍」と表示された魚は、すでに一度冷凍・解凍されている可能性があります。再冷凍はなるべく避け、期限内に加熱して食べましょう。
骨取り魚の正しい解凍方法
安全性と美味しさを保つには、室温に放置して解凍しないことが大切です。
厚生労働省は、冷凍食品などの解凍を、冷蔵庫内または電子レンジで行う方法を案内しています。
冷蔵庫で解凍する方法
時間に余裕がある場合に適しています。
- 袋や容器に入れたまま冷蔵庫へ移す
- 魚から出た汁が他の食品に付かないよう皿に載せる
- 解凍後は放置せず、早めに加熱する
電子レンジで解凍する方法
急いでいる場合に利用できます。
- パッケージが電子レンジ対応か確認する
- 袋から出す必要がある場合は表示に従う
- 解凍モードを使う
- 部分的に加熱され始めた場合は、すぐに調理する
- 解凍した魚を再び冷蔵庫で長時間保存しない
流水で解凍する方法
商品表示で認められている場合は、魚を密閉袋に入れ、冷たい流水を当てて解凍します。
魚を直接水にさらすと、水っぽくなったり衛生管理が難しくなったりするため、袋の中に水が入らないよう注意してください。
特にサバなどで注意したいヒスタミン食中毒
サバ、イワシ、サンマ、アジ、ブリ、マグロ、カツオなどは、不適切な温度で長時間保存すると、ヒスタミンが増えることがあります。
厚生労働省によると、ヒスタミンは熱に強く、一度食品中に生成されると、加熱調理をしても取り除くことができません。
そのため、「少し古そうだが、よく焼けば大丈夫」と考えるのは危険です。
次の点を守りましょう。
- 購入後は常温に放置しない
- 速やかに冷蔵または冷凍する
- 期限内でも鮮度低下が疑われる魚は食べない
- 解凍中も低温を保つ
- 唇や舌に普段と違う刺激やピリピリ感を感じたら食べるのをやめる
加熱は食中毒予防に重要ですが、不適切な保存を帳消しにする方法ではありません。
骨取り魚を美味しく仕上げる下準備
1.表面の水分を押さえる
魚の表面に水分やドリップが多く残っていると、焼いたときに水っぽくなり、臭いも感じやすくなります。
キッチンペーパーで両面を軽く押さえましょう。
味付け魚の場合は、調味液を完全に拭き取る必要はありません。余分にたまっている液体だけを軽く取り除きます。
2.追加の塩を振る前に表示を確認する
「塩」「甘塩」「味付け」「漬け魚」などと表示されている場合は、すでに下味が付いています。
最初から塩やしょうゆを追加せず、加熱後に味を確認してから調整しましょう。
3.冷凍したまま調理できるか確認する
商品によっては冷凍状態から加熱できますが、すべての商品に共通するわけではありません。
「凍ったまま調理可能」と書かれていない場合は、基本的に表示どおり解凍してから調理します。
4.生魚を扱った器具を洗う
生魚を切った包丁、まな板、トング、皿などを、そのままサラダや加熱済み食品に使わないでください。
使用後は洗剤でよく洗い、必要に応じて熱湯や家庭用の適切な除菌方法を利用します。調理前後の手洗いも重要です。
ロピアの骨取り魚で作る簡単レシピ
以下の加熱時間は目安です。魚の厚さ、解凍状態、火力によって変わるため、最も厚い部分まで火が通ったことを確認してください。
レシピ1|骨取り魚と野菜のフライパン蒸し
材料・2人分
- 骨取り魚:2切れ
- キャベツ:150グラム
- 玉ねぎ:2分の1個
- しめじ:2分の1袋
- 酒:大さじ1
- 水:大さじ2
- こしょう:少々
- ポン酢またはレモン:適量
※塩味の付いた魚には、追加の塩は不要です。
作り方
- キャベツを食べやすい大きさに切り、玉ねぎを薄切りにします。
- 解凍した魚の表面の水分をキッチンペーパーで押さえます。
- フライパンに野菜を広げ、その上に魚を置きます。
- 酒と水を加え、ふたをして中火にかけます。
- 蒸気が出たら弱めの中火にし、10分前後加熱します。
- 魚の最も厚い部分まで火が通ったことを確認します。
- ポン酢またはレモンを少量かけます。
魚の脂と野菜の水分を利用するため、油を多く使わずに作れます。
レシピ2|骨取りサバのしょうが味噌煮
材料・2人分
- 骨取りサバ:2切れ
- しょうが:1片
- 水:150ミリリットル
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 味噌:大さじ1~1と2分の1
※サバに塩味や味付けがある場合は、味噌の量を減らしてください。
作り方
- しょうがを薄切りにします。
- 鍋に水、酒、みりん、砂糖、しょうがを入れて加熱します。
- 煮立ったらサバを入れ、落としぶたをします。
- 弱めの中火で加熱します。
- 煮汁の一部で味噌を溶き、鍋に戻します。
- サバの中心まで火が通るまで煮ます。
- 煮汁を軽く煮詰めて仕上げます。
味噌を早い段階から煮込みすぎないことで、香りを残しやすくなります。
レシピ3|骨取り鮭ときのこのホイル焼き
材料・2人分
- 骨取り鮭:2切れ
- しめじまたは舞茸:100グラム
- 玉ねぎ:2分の1個
- 酒:小さじ2
- バター:5~10グラム
- こしょう:少々
- レモン:適量
※塩鮭の場合は塩を追加しません。
作り方
- アルミホイルを広げ、薄切りにした玉ねぎを置きます。
- 玉ねぎの上に鮭を載せ、きのこを添えます。
- 酒、バター、こしょうを加え、ホイルを閉じます。
- フライパンに並べ、底から1センチほど水を入れます。
- ふたをして、中火から弱めの中火で蒸し焼きにします。
- 中心まで火が通ったことを確認します。
- 食べる直前にレモンを搾ります。
バターや塩鮭には塩分が含まれるため、しょうゆを加える場合は少量にしましょう。
骨取り魚の栄養|魚種によって大きく異なる
骨取り魚の栄養価は、「骨取り加工をしているかどうか」ではなく、主に次の条件によって変わります。
- 魚の種類
- 養殖か天然か
- 脂の乗り具合
- 部位
- 季節
- 塩漬けや味付けの有無
- 加熱方法
- 一回に食べる量
魚介類には、たんぱく質のほか、魚種によってEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのn-3系脂肪酸が含まれます。厚生労働省は、EPAとDHAが魚介類に含まれることを説明しており、魚介類からn-3系脂肪酸を適量摂取することは、健康の保持・増進において重要としています。
ただし、「魚を食べれば特定の病気が必ず予防できる」「骨取り魚なら特別に健康効果が高い」といった断定はできません。魚だけに偏らず、野菜、主食、豆類、乳製品などと組み合わせることが大切です。
骨取り魚はカルシウムが多いとは限らない
「魚はカルシウムが多い」という印象がありますが、骨を食べない一般的な切り身では、必ずしもカルシウムが多いとは限りません。
文部科学省の日本食品標準成分表によると、生のマサバは可食部100グラム当たり、たんぱく質20.6グラム、ビタミンD5.1マイクログラムを含む一方、カルシウムは6ミリグラムです。
つまり、骨取り魚の主な利点は、カルシウムを増やすことではなく、骨を取り除く手間を減らし、魚を食卓に取り入れやすくすることです。
カルシウムを意識する場合は、骨ごと食べる小魚、乳製品、豆腐、カルシウムを含む野菜なども組み合わせましょう。
骨取り魚を健康的な献立にするコツ
骨取り魚だけを食べるのではなく、次のように組み合わせると、献立全体を整えやすくなります。
焼き魚の場合
- 骨取り魚の塩焼き
- ご飯
- 具だくさんの味噌汁
- 大根おろし
- 青菜のおひたし
塩魚を使う場合は、味噌汁を薄味にするなど、献立全体の塩分を調整します。
フライパン蒸しの場合
- 骨取り魚
- キャベツ、玉ねぎ、きのこ
- ご飯またはパン
- 果物
一つのフライパンで魚と野菜を同時に調理できるため、調理器具も少なく済みます。
ムニエルの場合
- 骨取り白身魚のムニエル
- 温野菜
- トマトスープ
- ご飯またはパン
バターを多く使いすぎず、レモンやこしょう、ハーブなどで風味を補うと、塩分を抑えやすくなります。
ロピアの骨取り魚は本当にお得?
骨取り魚の価格を比べるときは、パック全体の値段だけではなく、次の点を確認してください。
- 100グラム当たりの価格
- 一切れ当たりの大きさ
- 切り身の枚数
- 骨や大きな廃棄部分の有無
- 味付け済みかどうか
- 冷蔵品か冷凍品か
- 個別包装されているか
- 調理にかかる時間
- 家族が食べ切れる量か
骨取り加工には手間がかかるため、通常の切り身より100グラム当たりの価格が高いこともあります。
一方で、骨を取る時間、調理中の手間、食べ残し、魚料理を避けてしまう負担まで含めて考えると、家庭によっては十分に価値があります。
大容量商品を購入するときは、価格だけでなく、期限内に食べ切れるか、適切に保存できるかも確認しましょう。
よくある質問
Q1.ロピアの骨取り魚には、本当に骨がありませんか?
主要な骨を取り除く加工が行われていますが、細い骨や折れた骨などが残る可能性はあります。
商品ごとの注意書きを確認し、子どもや高齢者に出す場合は、加熱後に身をほぐして再確認してください。
Q2.骨取りサーモンや骨取りサバは、生で食べられますか?
骨取り表示だけでは、生食できるか判断できません。
「生食用」「刺身用」「そのままお召し上がりになれます」などの表示がない場合は、必ず加熱してください。
Q3.購入した切り身は水で洗った方がよいですか?
すべての切り身を必ず水洗いする必要があるわけではありません。
まず商品表示や調理説明を確認し、特別な指示がなければ、表面の余分な水分やドリップをキッチンペーパーで押さえてから調理します。
洗う場合は、生魚の水しぶきが周囲の食器や食品に飛ばないよう注意してください。
Q4.冷凍のまま焼けますか?
「凍ったまま調理できます」と書かれている商品は、表示された方法で調理できます。
そのような記載がない商品は、パッケージに従って解凍してから調理してください。冷凍状態から自己流で加熱すると、表面だけが焼け、中心部が加熱不足になる場合があります。
Q5.家庭で冷凍した魚は、どのくらい保存できますか?
農林水産省は、家庭で冷凍した食品について、品質面から2~3週間以内に使い切るよう案内しています。
ただし、市販の冷凍商品は、パッケージに記載された賞味期限と保存方法を優先してください。
Q6.「解凍」と表示された魚を再冷凍できますか?
再冷凍そのものが必ず不可能というわけではありませんが、食感や風味が大きく低下しやすいため、基本的には避けた方がよいでしょう。
「解凍」と表示された商品は、消費期限内に加熱して食べるのがおすすめです。
Q7.味付け魚に塩を振る必要はありますか?
塩味、甘塩、味噌漬けなどの商品には、すでに味が付いています。
まず追加の塩を使わずに調理し、食べるときに必要な分だけ調整してください。
Q8.ロピアなら、どの店舗でも同じ骨取り魚を買えますか?
ロピアは店舗ごとの責任者が仕入れや商品構成を決める売り場主導の仕組みを採用しているため、品ぞろえは店舗や時期によって異なります。
欲しい魚種が決まっている場合は、利用する店舗の鮮魚売り場で確認してください。
まとめ|骨取り魚の便利さを生かし、表示確認と十分な加熱を忘れずに
ロピアの骨取り魚は、魚料理の面倒な部分を減らし、忙しい家庭でも魚を食卓に取り入れやすくしてくれる便利な商品です。
焼き魚、煮魚、ホイル焼き、フライパン蒸し、ムニエルなど、さまざまな料理に利用できます。
ただし、安心して食べるためには、次の点を忘れないことが大切です。
- ロピアの品ぞろえは店舗や日によって異なる
- 骨取り魚でも、骨が残る可能性はある
- 生食用表示がなければ加熱する
- 冷蔵・冷凍・解凍の表示を確認する
- 購入後は常温に放置せず、速やかに冷蔵・冷凍する
- 家庭で冷凍した場合は、品質面から2~3週間以内を目安に使う
- 加熱食品は中心部75℃・1分以上を目安にする
- 味付け魚は追加の塩分を控える
- 子どもや高齢者には、加熱後にほぐして骨を再確認する
「骨取りだから絶対に安全」と考えるのではなく、骨取りによって調理と食事の負担を減らしながら、商品表示の確認、適切な温度管理、十分な加熱を組み合わせることが、本当の意味で安心して魚を楽しむ秘訣です。
ロピアの骨取り魚を上手に利用して、手間を減らしながら、美味しくバランスのよい魚料理を日々の食卓に取り入れていきましょう。
参考情報
- 株式会社OICグループ・株式会社ロピア「ロピア 大和島忠ホームズ店」プレスリリース。骨取りの切り身・干物、味付け魚の取り扱いと、店舗ごとに異なる売り場構成について。
- 農林水産省「新鮮なものは生で食べても大丈夫?」。生食用表示のない切り身・むき身の魚介類は加熱が必要であることについて。
- 厚生労働省「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」。アニサキスの原因、対象魚、予防方法について。
- 厚生労働省「家庭での食中毒予防」。保存、解凍、器具の衛生管理、中心温度75℃・1分以上の加熱目安について。
- 農林水産省「ホームフリージングする際の注意点」。家庭冷凍した食品の使用目安と、解凍品の再冷凍について。
- 厚生労働省「ヒスタミンによる食中毒について」。魚の温度管理と、加熱ではヒスタミンを除去できないことについて。
- 文部科学省「日本食品標準成分表」。マサバのたんぱく質、カルシウム、ビタミンDなどの成分値について。



